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肌だけではなく、全身を若返らせるプラセンタ、実は昔から不老長寿の秘薬として珍重されてきました。西洋では古代ギリシャのヒポクラテスの時代から民間薬として広まり、クレオパトラや楊貴妃、フランス王妃のマリーアントワネットも愛用していたと言われています。
20世紀に入るとプラセンタの研究が進み、殺菌した胎盤を体内の一部に埋め込んだり、プラセンタのエキスを製剤として加工する方法が開発されました。元々人間の胎盤を原料にして作られてきたプラセンタですが、1992年に薬害エイズ問題が発生し、その影響でウシの胎盤が主流になりました。ところが1995年にイギリスで狂牛病が発生したため、それ以降はブタの胎盤を原料にしたものが主流となっていますが、現在では開発が進み、馬や植物を原料としたプラセンタも開発されました。
「いつまでも若く美しくいられたら…」古代クレオパトラの時代から女性の永遠のテーマは"永遠の若さ"しかし老いは誰にでもやってくるもの。ふと気づくとシミや皺ができ、顔全体が弛み、鏡を見るのが憂鬱に…。具体的には18歳から肌細胞は衰えていき、女性ホルモンの低下とともに肌の弾力や艶といったものが減っていきます。
そんな中、「若返った!」「シミが消えた」など女性の間で評判になっている成分、それが「プラセンタ」です。
プラセンタとは胎児と母体を結び胎児を育てる役目を果たす"胎盤"のこと。その胎盤の有効成分を抽出したものがプラセンタエキスなのです。動物などは、産後にプラセンタを食べるそうです。プラセンタは栄養豊富なうえ、様々な薬効作用があるので、産後の弱った体に栄養を与えることを本能的に悟っているのでしょう。
現在、プラセンタは医療用から化粧品まで幅広く活躍していますが、医療用としては厚生労働省の認可を受けたプラセンタ製剤が肝障害、アトピー性皮膚炎、更年期障害などの治療としても使われてます。